
本州中部以南の各地に分布する。海外では朝鮮半島、アフリカ、オーストラリアなど、温帯から熱帯にかけての海に広く分布。
日本近海に分布するタチウオは、かつて他の地域のものと別種、あるいは別亜種とされ、「Trichiurus japonicus」の学名があてられていた。しかし、世界のほかの水域に棲息する「Trichiurus lepturus」、および太平洋東岸に分布する「Trichiurus nitens」をすべて同種として扱う場合が増えている。
また、近縁種としてテンジクタチ、オキナワオオタチなどがいる。