サージャンノットとは
サージャンノットは、ミチイトとハリスなどの細イト同士の結節に用いられることが多い。また、ルアーフィッシングの場合は、ライトラインを使ったゲームでショックリーダーを結ぶのに重宝するノットだ。フライフィッシングでも、リーダーとティペットを接続する方法として愛用しているベテランも多い。
このノットを作るコツは、あらかじめ結ぶラインの長さを決めてカットしておくこと。2本を合わせて輪の中をくぐらせる作業の手順上、最初にラインをカットしておかなければやりにくいためだ。
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サージャンノットは、ミチイトとハリスなどの細イト同士の結節に用いられることが多い。また、ルアーフィッシングの場合は、ライトラインを使ったゲームでショックリーダーを結ぶのに重宝するノットだ。フライフィッシングでも、リーダーとティペットを接続する方法として愛用しているベテランも多い。
このノットを作るコツは、あらかじめ結ぶラインの長さを決めてカットしておくこと。2本を合わせて輪の中をくぐらせる作業の手順上、最初にラインをカットしておかなければやりにくいためだ。
1 結び合わせる2本のラインを20㎝ほど重ねて持ち、束ねたまま直径5㎝ほどの輪を作る。このとき、ライン同士がズレてしまうと、仕上がりが雑になるので注意すること。
2 2本のラインを一緒にしたまま各先端を輪にくぐらせ、一重結びのように巻き付ける。
3 同様の手順で、輪を2本重ね合わせたままラインを3〜4回くぐらせていく。ラインがクロスした部分がズレないように、1回1回押さえながら作業するのがコツ。
4 ラインの巻き付けが完了したら、両側のラインを2本ずつしっかり持ち、左右均等の力でゆっくりと締め込んでいく。
5 ライン同士が重ならないようにゆっくりと締めていくと、途中でエイトノットのように8の字状の結び目になる。そこからさらにきっちりと締め込み、余分な端イトをカットして完成。
*監修 西野弘章【Hiroaki Nishino】
*編集協力 加藤康一(フリーホイール)/小久保領子/大山俊治/西出治樹
*魚体イラスト 小倉隆典
*仕掛け図版 西野編集工房
*参考文献 『週刊 日本の魚釣り』(アシェットコレクションズ・ジャパン)/『日本産魚類検索 全種の同定 中坊徹次編』(東海大学出版会)/『日本の海水魚』(山と渓谷社)/『海釣り仕掛け大全』(つり人社)/『釣魚料理の極意』(つり人社)