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バショウカジキ【芭蕉梶木】
バショウカジキは、スズキ目マカジキ科に属する魚の一種。長大な背ビレが特徴のカジキで、釣りの対象として人気が高い。 インド・太平洋の熱帯・亜熱帯・温帯域に広く分布し、沿岸海域を回遊する傾向が強い。ニューギニア近海、ソロモン群島、フィリピン近海から日本近海にかけての黒潮流域、およびメキシコ太平洋岸などはバショウカジキ群の回遊域として知られている。オーストラリア・タヒチ・ハワイなどにも本種の回遊が見られるが、南米太平洋岸にはほとんど見られない。インド沿岸、セイロン近海にも多くのバショウカジキの回遊が見られる。
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ハゼ(マハゼ)【真沙魚、真鯊】
ハゼの仲間は非常に種類が多く、現在では魚類の8%、およそ2,200種が確認されている。そのなかで、日本人にとってもっとも親しみのある種が、本種のマハゼである。 マハゼは北海道から種子島まで分布し、国外では朝鮮半島と中国の沿海地方に棲息。近年はアメリカ・カリフォルニアやオーストラリア・シドニーにも定着しているが、これは船舶のバラスト水などによって運ばれたものと考えられている。 東京湾では昔から江戸前の魚としてポピュラーだが、水質が悪化した昭和40年代には一時期、その数を減らした。現在では数が増えたとはいえ、干潟の消失などにより、かつての状態とはほど遠いといわれる。
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ハゼのチョイ投げ釣り
初心者が比較的簡単に釣れる魚の代表に、「ハゼ(=マハゼ)」がいる。実際、夏以降のシーズンになれば、全国各地の河口や堤防などでビギナーが入れ食いを演じている姿を見ることは珍しくない。ハゼの釣り方はいろいろあるが、ここではどこのフィールドでも楽しめる「チョイ投げ釣り」について紹介してみよう!
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ハタハタ【鰰】
スズキ目ハタハタ科ハタハタ属に分類される小型海水魚。冷水域を好み、日本海側では山陰地方以北、太平洋側では東北地方以北に分布している。 秋田県沖を主な産卵場とし、青森県沖から新潟県沖までを回遊する「日本海北部系統群」と、韓国東岸を産卵場にして山陰地方から北陸地方を回遊する「日本海西部系統群」などがいるとされる。
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ハチノジチチワムスビ【8の字チチワ結び】
ライン同士の結びでラインを切らずの交換できる便利な結び方です。結ぶ形が8の字に見えるので「8の字結び」と呼ばれています。さまざまな釣りで多用される基本中の基本ノットです。
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ハチノジムスビ【8の字結び】
チチワ(ループ)を作ってエダスを結んだり結び、輪を通して糸同士の結びなど応用範囲の広い基本のノットです。カタチが8の字なのでエイトノットとも呼ばれます。イラストは仕掛け作りで幹糸にエダスを接続する結び方です。自作の胴付き仕掛けに最適です。
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ハマフエフキ【浜笛吹】
スズキ目フエフキダイ科にはコケノコギリ属、ノコギリダイ属、フエフキダイ属、メイチダイ属、ヨコシマクロダイ属の5属39種が認められており、うち5属28種が日本に分布している。 ハマフエフキが属するフエフキダイ属の仲間には、アマミフエフキ、キツネフエフキ、タテシマフエフキ、ヨコシマフエフキなど28種が知られている。そのほとんどは太平洋西部~インド洋の熱帯域に分布し、沿岸の浅い海で生活している。日本列島では千葉県以南、とくに沖縄に多く棲息しており「タマン」の名で親しまれている。
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ハマベノナナクサ【浜辺の七草】
海で手軽に楽しめる遊びのひとつが、海の幸の収穫。とはいっても、狙いは海の中ではなく、陸上である浜辺。ここに自生している「海菜」摘みなら漁業権に抵触しないし、親子で手軽に楽しめるのだ。 海菜というのは、ツルナやアシタバなどの海辺に生える食べられる植物のこと。タラの芽などの山菜と違ってあまり知られていないが、これが意外とバカにできないおいしさ。天ぷらを始めとして、炒め物、汁物、ラーメンの具などでぜひ味わってみたい。
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ハリセンボン【針千本】
ハリセンボン科の魚は、全世界の温帯から熱帯に広く分布しており、6属20種ほどいる。 本種も青森県以南の日本各地、および全世界の温帯・熱帯域に広く分布する魚で、とくに西日本~南西諸島に多く見られる。本来は暖海性の魚だが、暖流に乗って北上し、低水温に遭って死んでしまったものが本州の海岸に大量に打ち上げられることがある。
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パロマーノット
金属のアイ(針やルアー)の結びの中で絶対的な強度と信頼性があり、ほぼ100%に近い強度値があります。しかも、誰でも簡単に結ぶことができるノットです。
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ハングマンズノット
ルアーを素早く簡単に結ぶのに最適な方法の一つです。アメリアのバスプロがカッコ良く、素早くこのノットでプラグを結ぶのをよく見ます。日本では冬のトラウト管理釣り場で手がかじかんだ状態で結びやすいと好評です。また海のルアーフィシングではPEラインがほつれないように結び目を留めるときにとても便利です。実際にFGノットやPRノットはこの結びを応用します。このノットは絞首刑でロープで締まる輪を作るので英語でHangmanと言われます。
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ピーアールノット【PRノット】
マグロなどの大物用専用で、PEと太いリーダー(ハリス)を結ぶ最強のノットと言われています。PEラインをしっかり固定する安心な摩擦系の結びですが専用の道具が必要になります。
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ビーキュウカイセン【B級海鮮】
カメノテ、フジツボ、ヒザラガイ……。いずれも、小磯でよく見かけることのできる軟体動物や固着動物の仲間たちだ。しかし、あまり美しくない見た目のせいか、これを食べたことのある人は少ないと思われる。というか、これらを食用として考える人も少ないだろう。 ところが、地方によっては日常的に食されていて、高級食材扱いしているエリアもある。たとえば、カメノテなどはゆっくりかみしめていくと、じわじわとウマミが染み出てくる。誤解を恐れずに言うと、タラバガニと同じ風味がするのだ。 フジツボやヒザラガイなども市場には縁のないB級食材だが、それらも単に食えるといったレベルではなく、かなりおいしい味が自慢なのである。房総や伊豆などでは、こういった珍味を普通に提供している民宿もあるぐらいだ。騙されたと思って、一度、その味を試してみてはいかがだろうか?
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ビーチコーミング
「ビーチコーミング」ってご存知だろうか? コーミングの直訳は、「髪の毛を櫛(くし)でとく」。そこで、浜辺の砂を手の櫛でとくように漂着物を収集する趣味をこう呼んでいるのだ。漂着物といっても漠然としているが、貝殻や流木、ビーチグラス、化石、海綿、外国製の空きビンや空き缶、ハリの錆びたルアーやエギ、椰子の実などなど、さまざまなものがある。 そして不思議なことだが、同じように見える海岸でも貝殻ばかりが集まるスポット、ビーチグラスばかり溜まるエリア、土器や黒曜石を発見できる海岸など、場所によって発見できる漂着物に明らかな特異性があるのだ。これは、海流の影響や地質的な背景があるようだが、人間では想像もできない作用が海の中で起こっていると考えるほうが、夢があっていいかも知れない。
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ヒイカ(ジンドウイカ)【陣胴烏賊】
イカは、主にコウイカ目とツツイカ目に分類され、本種はツツイカ目のヤリイカ科ジンドウイカ属に分類される。近似種に、ヒメジンドウイカやウイジンドウイカ、ベイカなどがおり、いずれも外套長10㎝前後の小型種である。 本種は、北海道南部以南の沿岸部、朝鮮半島の南部、華北地方に分布。 ヒメジンドウイカとウイジンドウイカは西日本以南、ベイカは国内では有明海、八代海、岡山県付近のみに棲息するので、関東や北陸、東北などに棲息するのは基本的にジンドウイカということになる。
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ヒイラギ【鮗】
本州関東以南の各地、朝鮮半島南部、東シナ海西部、台湾、中国大陸沿岸などに分布する。 近縁種のオキヒイラギ、ヒメヒイラギは本州南部以南に棲息し、シマヒイラギ、コバンヒイラギ、セイタカヒイラギなどは、日本では琉球列島にのみ棲息している。
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ヒトツテンヤ【一つテンヤ】
テンヤ釣りとは、軸の長いハリのチモトに大きな円錐台型のオモリを付けたマダイテンヤといわれる道具にエサの海エビを刺してマダイを狙う釣り方のことである。 テンヤ釣り自体は江戸時代から受け継がれる伝統的な釣法だが、そのテンヤ釣りの原理を使い、より手軽に狙える『一つテンヤ』の人気が近年になり急速に高まっている。 千葉県の大原で発祥した一つテンヤは、シンプルでライトなタックルでありながら、コマセ釣りと比較して釣果に遜色がないこともあり、またたく間に全国へと波及した。 エサを使う釣りのため、ルアー釣りの範疇からは外れてしまうが、タックルや釣り方に共通点も多く、ルアー釣りに似た攻めの要素を持ち、そのゲーム性の高さから、ルアー釣りと平行して行うアングラーも少なくない。 繊細なタックルを使用するため、掛けてからのやり取りも非常にスリリングでルアー釣りそのもの。 さらにエサを使用するため多彩な魚種にアピールすることが可能で、マダイ以外にもヒラメ、マゴチ、根魚類などがターゲットに入る。
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ヒネリムスビ【ひねり結び】
仕掛け作りに使う結び方です。幹糸におまけ針や胴付きのエダスを結ぶときに使います。ひねり結び同様に簡単で素早く結べます。紐や皮でアクセアリーを作るときにも使われます。
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ビミニツィスト
ダブルラインの輪をこのノットで作り太いリーダーと結びます。100%強度のノットと言われます。セイカイノットとの組み合わせでPEラインを使うシーバス、ライトゲーム、ライトギジングまで幅広く使われています。 また、ナイロンラインでのカジキ狙いのビッグゲームにも使われる海のルアーフィシングの代表的なノットです。バハマ西端のビミニ諸島周辺で考案され、アメリアのフロリダの海釣りではなくてはならないポピュラーなノットです。
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ヒラスズキ【平鱸】
日本には3種類のスズキが棲息している。 1種目がスズキで、シーバスやマルスズキなどとも呼ばれ、釣りではもっとも一般的な種類である。 2種目がタイリクスズキ。もとは中国沿岸、台湾、朝鮮半島西岸に分布し、日本沿岸には分布していなかったが、養殖用に輸入された個体が逃げ出して野生化した外来種である。 そして3種目が本種で、房総半島および能登半島から屋久島までの沿岸、朝鮮半島南岸、済州島周辺に分布する。沖縄には棲息しないと考えられているが、ごくまれに釣りや漁などで捕獲されることがある。
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ヒラソウダ【平宗田】
一般に釣り人がいうソウダガツオとは、ソウダガツオ属に分類される2種の魚である「ヒラソウダ」と「マルソウダ」の総称である。カツオ(本ガツオ)は同じサバ科だがカツオ属に分類されている。 本種は、全世界の熱帯から温帯海域に広く分布する回遊魚。初夏〜晩秋にかけては近海や湾内に入ってくるが、通常は外洋に棲息している。日本近海においては、秋〜冬には南方の海域で群泳し、夏になると北海道まで北上する。とくに、南日本で多く見られる。
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ヒラマサ【平政】
ブリやカンパチと並ぶ、ブリ属の一種。全世界の亜熱帯~温帯海域に分布し、赤道域にはほとんど見られない。日本ではブリと間違われることもあるが、ブリは北西太平洋にしか分布せず、その他の地域ではヒラマサのみとなるので、そうした混乱は起こりにくい。 日本近海では北海道南部以南に棲息する。水温18~24℃の海域に多く、ブリよりも暖かい水温を好む。
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ヒラメ【鮃、平目、比目魚】
ヒラメ科の魚は、世界で80種ほどが知られている。いずれも、腹側を下にしたときに目が体の左側にくる一群で、右側に目のあるカレイ類と区別され、俗に「左ヒラメに右カレイ」という。ただし、左側に目をもつカレイも存在するので、頭部の左側に目があるすべての種がヒラメというわけではない。また、カレイ類に比べて口と歯が大きいのが特徴で、ヒラメ類のことを英語でLarge-tooth floundersという。 本種のヒラメは、千島列島、樺太、日本、朝鮮半島などの沿岸から南シナ海まで分布し、最大で全長1m、体重10㎏ほどになる。
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ヒラメのルアーフィッシング(入門者向け)
最大で全長1mほどになるヒラメは、成長スピードが早く、1年で30cm、2年で50cmを超える。動かないエサには食いつかないといわれており、そのためルアーアクションが重要なカギとなる。
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フィンガーノット
ハリとハリスを結びます。