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サージャンノット
サージャンノットは、ミチイトとハリスなどの細イト同士の結節に用いられることが多い。また、ルアーフィッシングの場合は、ライトラインを使ったゲームでショックリーダーを結ぶのに重宝するノットだ。フライフィッシングでも、リーダーとティペットを接続する方法として愛用しているベテランも多い。 このノットを作るコツは、あらかじめ結ぶラインの長さを決めてカットしておくこと。2本を合わせて輪の中をくぐらせる作業の手順上、最初にラインをカットしておかなければやりにくいためだ。
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サイキョウムスビ【最強結び】
別名「本結び」などとも呼ばれており、ハリの結びでは最強ともいえる方法です。内掛け結びと比較するとちょっと複雑そうに見えますが、慣れてくれば同じ速度で結べるようになります。 このノットで少々わかりにくいのが、ハリ軸に最初に添えたループからのハリスの折り返し。ここでは折り返し部分を指でしっかり押さえ、ハリ軸とループ、ハリス本線を全部束ねた状態でハリスを巻き付けていくのがポイントです。
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サケ【鮭】
日本のサケ科の魚はイトウ属、イワナ属、サケ属などに分けられ、サケ属にはニジマス、サクラマス(ヤマメ)、サツキマス(アマゴ)、ビワマス、ベニザケ(ヒメマス)ギンザケ、カラフトマス、そしてサケなどが含まれる。サケというと、広義には河川で産まれて海で育つ種をまとめて指すことが多いが、種としてのサケは通称「シロザケ」と呼ばれる魚種である。 日本では太平洋側では千葉県以北、日本海側では九州北部以北の河川で遡上が見られるが、分布の中心は北海道、東北地方、北陸地方になる。日本は北太平洋のアジア側の分布の南限となる。 世界的には北米のカリフォルニアから朝鮮半島南部までの北太平洋、日本海、オホーツク海、ベーリング海に面した河川、北極海沿岸の一部の河川にも遡上している。
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サッパ【拶双魚】
ニシン目ニシン科サッパ属に分類される一属一種の海水魚。コノシロとよく似るが、コノシロは同じニシン科のコノシロ属に分類される。 北海道以南の沿岸、汽水域に棲息し、朝鮮半島、南シナ海、東シナ海、黄海にかけても分布している。
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サバ(マサバ)【真鯖】
北海道南部以南の各地で見られ、フィリピンやハワイなど世界の暖海域にも分布。仲間であるゴマサバは、やや高温域を好み、朝鮮半島、中国の沿岸からオーストラリアにかけての西太平洋、ハワイ、東太平洋の一部の暖流に分布する。
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サバのフリッター中華風
最近でこそ漁獲量が減って高級魚の仲間入り(?)を果たしたサバだが、我々釣り好きは、わりと簡単に手に入れられる。
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サバの煮つけ、塩焼き
まずは基本的なおろし方である「二枚おろし」をマスターしよう。 一尾の魚を骨が付いた半身と付いていない半身の2枚に分けるこのおろし方は、焼き魚や煮魚を作る時に使う。 大きいサバだと包丁を握る手もつい力んでしまうが、力を入れず、スッと押すか引くかすると切りやすい。 包丁を使う際は、まな板の中央ではなく、手前を使うこともポイント。
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サヨリ【細魚、針魚】
ダツ目の魚は、世界で5科38属190種が報告されており、うち、サヨリ科の魚は12属85種が知られている。日本では本種のサヨリをはじめ、センニンサヨリ、クルメサヨリ、ナンヨウサヨリ、ホシザヨリ、コモチサヨリなど6属13種が棲息している。 本種は、琉球列島と小笠原を除く、北海道南部から九州に分布している。
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サヨリのノベ竿のウキ釣り
堤防の釣りではさまざまな魚がターゲットになっているが、水温の低下する秋〜冬にかけてのシーズンに狙ってみたいのが「サヨリ」。その魚体は見た目に美しく、サンマ級の大型ともなると引きも最高だ。そしてさらに上品な食味も楽しめるとあって、堤防釣りではかなりの人気者になっている。ここでは、ビギナーでも比較的簡単に楽しめる「ノベ竿でのウキ釣り」を紹介していこう!
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サワラ【鰆】
北海道南部から東シナ海まで、東アジアの温帯・亜熱帯域に分布する海水魚。サワラ属は日本近海には本種のほかに、ヨコシマサワラ、ヒラサワラ、ウシサワラ、タイワンサワラの4種類が棲息している。 なお、暖海でのルアーフィッシングなどでターゲットとなっているカマスサワラは、姿形はよく似ており、名前にもサワラと付くが、サバ科カマスサワラ属に分類されている。
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サンマ【秋刀魚】
サンマ科は2属4種から成り、日本近海に棲息するのは本種のみである。 分布域は、日本近海から北アメリカ大陸沿岸部までの北太平洋で、季節によって広く回遊する。日本近海のサンマは、春~夏にかけてオホーツク海周辺まで北上し、水温が下がり始めると寒流に乗って四国周辺まで南下する。太平洋側と日本海側では、北上・南下の時期が違っている。
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シーバスルアー・前編【釣り入門(知識ゼロからはじめる)】
これからシーバスフィッシングをはじめる人のために、まずはシーバスという魚の基本的なことを覚えてもらいたいと思います。シーバスはとても身近な場所で、ほぼ1年を通して釣ることができる魚なんです。大物が釣れる確率も高いし、とても美味しく食べられる魚でもあるんですよ!
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シーバスルアー・後編【釣り入門(知識ゼロからはじめる)】
シーバスルアー・前編【釣り入門(知識ゼロからはじめる)】はこちら
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シイラ【鬼頭魚、鱪】
スズキ目シイラ科に分類される海水魚。世界中の温帯から熱帯にかけて分布する表層性大型肉食魚である。国内では、夏になると北海道のオホーツク海まで回遊し、北緯30度以南では周年にわたって棲息している。
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シイラの照り焼き、フライ
見た目がグロテスクなので敬遠されがちなシイラだが、食材としては一級品で、鮮度が良ければ刺身もOKだ。 少々水っぽさがあるものの、見た目はブリやヒラマサなどに似ているので、スーパーなどでは「沖ブリ」という通称で切り身が売られたりしている。 シイラは淡白な白身なので、今回は甘辛の漬け汁に漬けた照り焼きをメインに紹介した。仕上げに「つめ」(漬け汁と同じものを別鍋で煮詰めたもの)を塗ると、照りが出て、見た目にもおいしく仕上がる。 ちなみに、シイラは英語圏で「ドルフィン」や「ドルフィンフィッシュ」(イルカの様にジャンプするから?)とも呼ばれる。ヘミングウェイの小説『老人と海』で、このドルフィンフィッシュが登場する場面を、当初、イルカと和訳したところ、魚類学者の指摘でシイラに直して出版されたとか、捕鯨禁止を叫ぶ国でイルカを食べているじゃないかと抗議したら実はシイラだった、というエピソードも。 日本でのシイラは、古くから各地の祭りや祝いごとにも登場する魚で、高知では、雌雄が仲良く泳いでいることから、塩干ししたものが結納品になっていたそうである。
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シオヅクリ【塩作り】
醤油、味噌、酢、ミリン、砂糖、塩……。いずれも、日本の家庭料理には欠かせない調味料である。そして、これらの中で、人間にとって絶対に欠かせないのが〝塩〟だ。 現在、日本ではさまざまな塩が製造されているが、昔ながらの方法で海水から作られた塩には、カリウム、マグネシウム、カルシウムのほか、微量元素として亜鉛、鉄、ヨウ素、マンガンなど70種類以上のミネラル分が含まれている。その成分は海水そのもので、人間の体の中に流れている体液や血液、そして、母親の羊水の成分と同じ組成を持っている。医療に使うリンゲル液も同じ成分だ。海は人間の生命の源であり、生命維持に必要なミネラルを適度に含んだ自然塩を摂取することは、人間にとって自然な考え方だろう。 そこで、海に親しむための手段のひとつとして提案するのが、海の水から塩を作る遊びだ。遊びと言っても、できあがった塩は本当においしい。ぜひ、親子で海の恵みを実感してみてはいかがだろう。
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シオヒガリ【潮干狩り】
海岸で定番の遊びといえば、「潮干狩り」。これが楽しめるのは内湾の干潟などだが、確実に収穫を期待するなら有料の潮干狩り場を利用するのがいいだろう。潮干狩り場には、着替え場や洗い場、軽食コーナーなどもあるので、家族やカップルで利用するにも便利。問い合わせれば、潮干狩りに適した日時も教えてくれるし、ホームページ上で紹介しているところもある。
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ジギング入門(船釣り編)・前編
◯ターゲット オフショアジギングで狙う水深は幅広く、20mほどしかない湾内のライトジギングから、200mを超す沖のディープ層までと様々。 主な対象魚はブリ、ヒラマサ、マダイ、カンパチ、サワラ、シーバス、タチウオと船釣りの人気魚のほとんどがターゲットとなる万能的な釣り方だ。その中でも青物狙いに人気が高く、ヒラマサやカンパチなど大型でパワーのある魚が好まれている。 使用するルアーはメタルジグと呼ばれる、細長く鉛やタングステンなどで作られたルアーだ。素早く深くまで沈めることができ、手返しの早い釣りをすることが可能だ。
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ジギング入門(船釣り編)・後編
ジギング入門(船釣り編)・前編はこちら
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シシャモ【柳葉魚】
キュウリウオ科には11属31種が含まれ、そのうちキュウリウオ亜科には9属24種が分類される。同じ亜科にはキュウリウオ属、カラフトシシャモ属などが含まれ、シシャモ属には本種のほか2種が含まれる。これらは、北米大陸のアラスカからカリフォルニアまでの太平洋岸に分布する種である。 本種は、世界中でも北海道の道東地域を中心とする太平洋沿岸の一部地域だけに棲息する日本の固有種となっている。また、最近のDNAの解析により、日高地方に分布する群れと十勝・釧路地方に分布する群れは、遺伝的に異なることが確認された。 北海道のレッドデータブックでは「まだ絶滅のおそれはないが、保護に留意すべき種」として留意種(N)に掲載されている。
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シマアジ【縞鯵】
アジ科には、和名「アジ」が付く種のほかにも、ブリ、コバンアジ、イケカツオなど、約30属150種が所属する。それらのなかで、本種はアジ科アジ亜科シマアジ属に分類される。 シマアジは暖海性の魚で、西大西洋からインド洋、地中海、西太平洋などの熱帯域を除く世界の暖海に広く分布。日本近海では、太平洋側は岩手県南以南、日本海側では能登半島以南に棲息している。
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シマイサキ【縞鶏魚、縞伊佐木】
スズキ目シマイサキ科に属する海水魚。名前に「イサキ」の名を冠するがイサキ科ではない。 国内においては、関東地方および北陸地方以南の南日本に分布するが、南西諸島には棲息していない。ほか、台湾、フィリピンに分布している。 近縁種のコトヒキは熱帯太平洋~琉球列島に分布し、主に南日本に広がっているが、本種は琉球列島では極めてまれであることから、より北に適応している種だといえる。また、本種はコトヒキに比べて、より淡水を好む傾向があり、ときには淡水域で群泳していることがある。
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シマガツオ【縞鰹、島鰹】
シマガツオ科には、世界の熱帯から温帯海域に分布する2亜科7属、約20種が知られており、いずれも外洋性が高い。シマガツオ亜科は、シマガツオ属、チカメエチオピア属、ヒレジロマンザイウオ属、マンザイウオ属、Xenobrama属の5属16種を含む。この仲間は、背ビレ、尻ビレの鰭条の一部のみが伸長し、腹ビレが胸ビレのほぼ真下にあるのが特徴だ。うち、本種は9種が確認されているシマガツオ属に属している。 主に、北太平洋の亜熱帯~亜寒帯域の沖合いから外洋に分布しており、日本の沿岸では中部地方以南の太平洋側に多いが、東京湾でも釣ることができる。
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シメサバ、サバの焼きみそ風
小さな歯が並んでいることから「小歯」の名がついたサバ。 かつては、たくさん獲れた大衆魚で、傷みも早いので、売るときに数をごまかす行商人が多かったことなどから、数をごまかすことを「サバを読む」と言うようになった。このように、日本人にはなじみ深い魚だが、ことわざの起源にもなっているように、足の早い魚の代表なので、しっかりと血抜きすることと、持ち帰る際の保存の仕方が大切だ。 マサバは、「寒サバ」と呼ばれる冬が旬。一方、夏場に多く獲れるゴマサバは、マサバにくらべて脂分が少なく、季節による味の変化もそれほどない。 ゴマサバは、サバ節や缶詰などに加工されることが多いが、今回紹介する締めサバもゴマサバのほうが向いているかもしれない。しっかり処理して持ち帰れば、釣り人の特権でもある非常に美味しい料理が楽しめるので、ぜひ試してみてほしい。 塩や酢の味をほとんど感じない生に近い仕上がりを楽しもう。
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ジャム作り
海に囲まれた日本。その海岸では釣り以外にも四季折々の遊びを楽しめるが、海岸を彩る果実の採取も贅沢な楽しみの一つだ。採取してそのまま食べられる果実もあるし、ジャムにすることで新たな味の発見ができるものもある。完成したジャムは、パンやクラッカーに乗せて食べてもいいし、ヨーグルトに混ぜてもおいしい。さらには、洋風の魚料理の隠し味に使ってみるのもオツだ。ここでは、海岸で収穫できる野生の果実でオリジナルの特性ジャムを作ってみよう!