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ギンポ【銀宝】
スズキ目ゲンゲ亜目ニシキギンポ科ニシキギンポ属に分類され、北海道南部から四国・九州北部まで棲息している。ゲンゲ亜目はニシキギンポ科のほか、ゲンゲ科、タウエガジ科、オオカミウオ科、ボウズギンポ科など9科95属約340種が分類され、ゲンゲ科やタウエガジ科にもギンポと名のつく魚は数多い。
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キンメダイ【金目鯛】
北海道・釧路沖以南、とくに茨城県沖以南の太平洋側の温暖な海に分布する。 同じキンメダイ属の魚としては、相模湾以南に分布しているフウセンキンメ、西日本以南に分布するナンヨウキンメなどがおり、鹿児島県奄美諸島近海では、これら3種すべての棲息が確認されている。 また、ギンメダイという魚もいるが、こちらは銀白色をしていて違う科に分類される。ただし、両種ともにキンメダイと呼ぶ地域もある。
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キンメダイの和洋鍋
オリーブオイルは、できればエキストラバージンオイルがオススメ。 ●材料/3人分 キンメダイ・・・・・・・・小3尾 白菜・・・・・・・・・・・・5枚 キノコ類・・・・・・・・・適宜 オリーブオイル・・・・・・適宜 ショウガ・・・・・・・・・適宜 ニンニク・・・・・・・・・適宜 アサツキ・・・・・・・・・適宜 豆乳・・・・・・・・・・・1リットル
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クエ【九絵、垢穢】
クエは、スズキ目ハタ科に属する海水魚の1種である。ハタ科は魚種が多様なグループであり、世界中の温帯から熱帯の海に広く棲息している。世界で64属475種が記録されており、日本だけでも30属129種もいる。クエの属するマハタ属だけで、日本産に限っても41種もいるほどだ。 クエは、関東から西、南紀や四国、九州、東シナ海に分布している。
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クリンチノット
金属環とラインの定番の結び方のひとつ. 比較的細いラインをサルカンやスナップなどの接続金具、あるいはルアーに結節するときに用いられる結びで、海釣りや川釣りなどの幅広いジャンルで広く普及している。 構造が単純で素早く作れ、強度も充分です。
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グルクン(タカサゴ)【高砂】
インド洋の熱帯域、日本南部からオーストラリア、ニューカレドニアまでの西太平洋の熱帯域の沿岸部に広く分布する。日本での主な分布域は、奄美諸島、琉球列島、および小笠原諸島、伊豆諸島南部など。稚魚や若魚は、暖流に乗って本州南部太平洋岸まで出現することがある。 同属の近縁種には、ニセタカサゴ、イッセンタカサゴ、クマザサハナムロなどがおり、クマザサハナムロ属と表示されることもある。そのほかのタカサゴ科の魚としては、ハナタカサゴ、ユメウメイロ、ウメイロモドキ、ササムロ、ホソタカサゴ、ヒメタカサゴなどがいる。
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クロウシノシタ【黒牛舌】
日本近海に棲むいわゆる「シタビラメ」と呼ばれる魚は、ササウシノシタ科とウシノシタ科に分類されるものが多く、本種はウシノシタ科タイワンビラメ属に分類されている。その他の主なウシノシタ科の魚としては、イヌノシタ、アカシタビラメ、オオシタビラメなどがいる。 一般に「左ヒラメに右カレイ」といわれるように、目が上になるように置いたとき、カレイ類は体の右側に目がある右側眼が一般的とされるが、例外も多く、本種を含むウシノシタ科は左側眼であるのが特徴だ。 本種の分布域は、北海道南部から黄海、東シナ海、南シナ海にかけてとなっている。
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クロカジキ【黒梶木】
カジキはスズキ目カジキ亜目(Xiphi-oidei)に分類される魚の総称である。いずれも温暖な海を高速で遊泳する大型肉食魚で、上アゴが剣のように長く鋭く伸びて吻(ふん)を形成する。太平洋、インド洋、地中海、大西洋など全世界の海に棲息しており、食用やトローリングによるスポーツフィッシングの対象魚としても重要な魚種のひとつだ。生態や肉質がマグロに似ることから「カジキマグロ」という俗称もあるが、マグロとはまた異なる分類群である。 カジキ亜目は、メカジキ科(Xiphiidae)とマカジキ科(Istiophoridae) の2科からなる。分類によってはサバ亜目に含めたり、カジキ上科(Xiphioidea)としたりもする。全世界に10~12種が分布し、このうち日本近海には、メカジキ科のメカジキ、マカジキ科のマカジキ、バショウカジキ、フウライカジキ、シロカジキ、クロカジキの6種が棲息している。 クロカジキは太平洋、大西洋、インド洋の熱帯や温帯の海域に棲息している。日本近海では、本州南部太平洋岸から九州北岸・朝鮮半島南岸まで分布し、カジキ類のなかではとくに高温を好む傾向にある。
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クロソイ【黒曹以】
メバル属の魚は、沿岸の岩礁域から大陸斜面までさまざまな深さに棲息し、多くの種類が存在する。本種・クロソイの仲間には、ムラソイ、ホシナシムラソイ、オオゴンムラソイ、アカブチムラソイ、メバル、タケノコメバル、ヨロイメバル、コウライヨロイメバル、キツネメバルなどがあり、一見しただけでは見分けにくいほど似通った種が多く、混称、誤称の原因になっている。 クロソイは、北海道以南の日本沿岸各地や朝鮮半島、中国に分布している。
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クロダイ(チヌ)【黒鯛】
タイ科の海水魚で、北海道南部以南の本州、四国、九州各地に分布する。奄美以南の南西諸島では本種は見られないものの、近種のミナミクロダイやナンヨウチヌ、オキナワチヌなどが棲息する。また、近縁種のキチヌ(キビレ)やヘダイは主に西日本に分布しているが、関東エリアでも釣ることができる。なお、関西から九州エリアでは、本種を「チヌ」と呼ぶ。
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クロマグロ【黒鮪】
「マグロ」とは、硬骨魚綱スズキ目サバ科に属するマグロ属の魚類の総称である。カジキマグロ(カジキの俗称)やイソマグロは和名にマグロを含むが、学術上はマグロ属ではなく、通俗名(梶木鮪、磯鮪、など)を引き継いだものだ。 マグロ類は7種が知られている。そのなかで、クロマグロ、ミナミマグロ(インドマグロ)、ビンナガ、メバチ、キハダ(キワダ)の5種は、太平洋・インド洋・大西洋に分布する世界共通種で、コシナガはインド洋~西太平洋、タイセイヨウマグロは西大西洋のみに分布する。 そして、この7種のなかで、もっとも大きく育ち、市場性が高く、グルメ度に優れ、なじみ深いのが本種・クロマグロである。なお、分類上では、大西洋産のタイセイヨウクロマグロと同種、またはタイセイヨウクロマグロの亜種とする見解もある。 クロマグロの主な分布域は、北半球の海域で、日本の沿岸を含む温帯~亜寒帯の一部にかけて棲息する。北太平洋では、分布の北縁は南千島~カナダ南部沿海、北大西洋ではニューファンドランド~ノルウェー沿海にかけてとなっている。
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ケンサキイカ【剣先烏賊】
青森県以南に広く分布。本種に近い種類のヤリイカと比べて暖かい海を好み、とくに本州中部以南、九州周辺で多く水揚げされている。そのほか、東シナ海、南シナ海、インドネシア沿岸まで分布している。
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ケンサキイカの刺身、姿寿司、沖漬け
釣れるときに釣らなければならないのがイカ釣り。大きな群れに当たれば釣ることに集中し数を稼いで、釣れたイカをクーラーに保存するのは後回し。 船内に取り込んだイカは取りあえずイケスなので生かしておき、釣れなくなったときにまとめて処理しよう。 イカは、水の中で死んでしまうと白くなるし、氷に直接当ててもダメ、真水に触れてもダメ。持ち帰る時は、水を吐かせてから冷凍保存用のファスナー付きの袋に入れ、それからクーラーにしまうと鮮度を保ったまま持ち帰れる。 そんなイカ類のなかでもケンサキイカの食味の良さはダントツで、イカ好きで有名な日本人なら、ケンサキイカをまずいと言う人はいないだろう。 伊豆諸島の新島などでは、青物の泳がせ釣りのエサとして重宝されるが、魚に食べさせるのがもったいないとさえ感じる。 刺身に焼き物、煮物に干物、どうやって食べてもおいしいケンサキイカだが、なかでも新鮮な刺身は絶品! 透明感のある身の独特な甘みを堪能したい。
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コイのパンプカ釣り
安価に近場で短時間に楽しめる「安・近・短」の釣りのひとつに、身近な都市河川での釣りがある。なかでも手軽に大物釣りを体験できることで人気なのが、「コイのパンプカ釣り」だ。 パンプカ釣りというのは、水面に浮かべた仕掛けをゆっくりと流しながら、付けエサの食パンをコイに食いつかせるというユニークな釣り方。比較的シンプルな装備と仕掛けで強烈なファイトを楽しめるので、一度体験すると病み付きになる釣りだ!
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コウイカ(スミイカ)【墨烏賊】
スミイカの正式な和名は「コウイカ」で、スミイカはイカ墨を多く持つことに由来する呼称。コウイカ科のイカのなかでもっとも普通に見られる種である。 同じコウイカ科で釣りの対象とされるものには、ほかにカミナリイカ(モンゴウイカ)、シリヤケイカ、コブシメなどがいる。 スミイカは、日本近海においては本州中部から九州、および中国大陸の沿岸、世界的には東南アジアからオーストラリア北岸にまで分布している。
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コウイカの肝和え
コウイカは、大量のスミを吐くため、別名スミイカとも呼ばれるほど。 このスミは、「イカスミのパスタ」をはじめとして、さまざまな料理に利用されている。 このスミ袋を取るのに一生懸命になってしまうためか、コウイカでは肝の存在を忘れがちだが、コウイカの塩辛は肝が濃厚で絶品!と賞賛する人も多い。
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ゴクジョウオニギリヅクリ【極上おにぎり作り】
釣行時のお弁当として、誰もが認める定番メニューは「おにぎり」だろう。手作りのおにぎりはもちろん、コンビニで買ったおにぎりでも、釣り場で食べるとなぜかおいしく感じられる。おにぎりの味を左右する要素としては、当然、ご飯のおいしさが大きいのだが、使っている塩や海苔の味も大切。ミネラルを含む天然塩には微妙な甘みがあるし、海苔にもコンブより多い旨味成分が含まれているのだ。 そこでここでは、海の恵みをフルに利用した極上のおにぎりを作ってみたい。海岸で採取した生海苔を天日で干して板海苔を作り、ご飯も天日干しのコシヒカリをカマドの鉄釜で炊き上げる。もちろん、塩も海の水から手作りしたこだわりの逸品だ。海と太陽の恵みがたっぷりのシンプルなおにぎり。まずは、激ウマの板海苔作りから始めよう!
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コトヒキ【琴弾、琴引 】
シマイサキ科は16属48種が認められており、インド洋から西部太平洋地域にかけて分布し、河口などの沿岸近くの浅海で生活する種が多い。また、汽水域から淡水に進入することもしばしばある。 『日本産魚類検索・第二版』(2000)によると、日本産のシマイサキ科魚類は、コトヒキ属のコトヒキ・ヒメコトヒキ、ヨスジシマイサキ属のヨスジシマイサキ、シマイサキ属のシマイサキ、ヨコシマイサキ属のヨコシマイサキ・ニセシマイサキ・シミズシマイサキの7種が確認されている。このうち、ヨコシマイサキ、ニセシマイサキ、シミズシマイサキの3種は、いずれも沖縄県の西表島でしか採集されていない。 本種は、本州関東地方以南、南西諸島、南シナ海、台湾、東南アジアに分布している。
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コノシロ【子之代、飯代魚、鰶、鮗】
コノシロはニシン目ニシン科に分類される魚類で、日本海側は新潟県、太平洋側は仙台湾より南、および朝鮮半島、台湾、南シナ海北部に分布する。
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コブシメ
日本では九州南部から屋久島、トカラ列島、奄美諸島、琉球列島にかけて分布。また、西部太平洋、インド洋の熱帯域にも分布している。 コウイカ科のイカ類は、その名の通り外套膜の内側に硬い甲羅状の骨をもつことが特徴で、世界中に約120種類、日本でも20種類ほど棲息する。
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コブダイ【瘤鯛】
タイと名は付くがマダイなどとはまったく別種であり、キュウセン、ササノハベラ、ニシキベラなどと同じベラ科の仲間である。 太平洋側は本州以南、日本海側では佐渡島以南、琉球諸島を除く東シナ海、南シナ海、朝鮮半島に分布する。 暖海性の魚なので、黒潮に乗って夏場には北海道南部まで北上することもあるが、回遊性はもたないため、冬の水温低下で死んでしまうことが多い。太平洋側では茨城県以南が主な釣り場となっている。日本海側では、佐渡島北部〜東北エリアには大型が棲息することが知られている。
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コマイ【氷下魚】
タラ科には16属31種の魚が含まれ、日本近海ではコマイと並んでマダラやスケトウダラが分布している。いずれも、水産資源として重要な魚種である。 コマイは日本近海では北海道の沿岸部、とくに東部の根室海峡近辺に多く棲息し、そのほかに黄海、日本海、オホーツク海を含む北太平洋に分布する。
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ゴマフエダイ【胡麻笛鯛】
フエダイ科は中型~大型の肉食魚のグループで、熱帯の沿岸域を中心に分布し、17属108種に分類されている。同じ属には、ゴマフエダイのほか、フエダイやバラフエダイなどの68種が含まれている。 本種は、アフリカ東岸からオーストラリア北岸までインド太平洋の熱帯域に広く分布している。日本の沿岸では本州中部以南に分布するが、多く見られるのは九州南部や沖縄などの南西諸島である。
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ゴロタ場ルアーフィッシング
水深わずか数10センチの超浅場で、ルアーに果敢にアタックしてくる 「ムラソイ」という魚。このアグレッシブなターゲットを相手にすることで、「ルアーフィッシングって難しそう」という初心者の不安は一気に払拭されるはずだ。身近な場所で楽しめる痛快なゲームをご紹介していこう!
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ゴンズイ【権瑞】
関東以南から沖縄にかけて分布しているが、主に太平洋側に棲息し、日本海側での棲息数は少ない。 近似種のミナミゴンズイは九州~沖縄諸島、インド洋、西太平洋に広く分布する。ゴンズイとは以前は同種とされていたが、2008年に別種に分類された。それによって、それまでのゴンズイの学名はミナミゴンズイの学名となり、ゴンズイにはPlotosus japonicusという新しい学名が付けられた。 沖縄諸島では両種が棲息しており、本種はサンゴ礁の礁縁部など、ミナミゴンズイは汽水域で見られる傾向がある。