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ウメイロ【梅色】
フエダイ科アオダイ属には8種が属しているが、日本国内で棲息が確認されているのは、ウメイロ、アオダイ、シマアオダイ、ヤンバルシマアオダイ、ヨゴレアオダイの5種である。 本種は、西大西洋からインド洋までの温暖な海域に分布している。日本では、主に伊豆諸島以南に棲息し、日本海側では石川県でも確認されたことがある。漁獲量は少ないが、近年は高級魚として都市のスーパーなどに出回ることもある。
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ウルメイワシ【潤目鰯】
イワシの一種で、全世界の熱帯・温帯海域に幅広く分布している。日本では本州以南に棲息し、とくに暖流に面した沿岸海域に多い。
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エイトノットループ
基本の結びである「8の字結び」と同様の方法でループ(チチワ)を作る方法です。ほかにもループを作る結び方はいろいろありますが、そのなかでもエイトノットループは一番速く、強く、簡単に結ぶことができます。とくに表面が均一に仕上げられている最近のナイロンラインの場合、データ上ではユニノットやクリンチノット以上の強さになるようです。誰が結んでも強度のバラつきが少ないことも、このノットの特徴といえます。 ここではループにサルカンをセットする方法を紹介していますが、単にループにスナップを引っ掛ける方法も多用されます。なお、ループの大きさは結ぶ相手のサイズにもよりますが、長さにして2~3㎝が目安となります。
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エギング初心者ガイド・前編
身近な場所で楽しめて美味しいイカ釣りに家族でチャレンジ!
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エギング初心者ガイド・後編
エギング初心者ガイド・前編はこちら
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エスエフノット【SFノット】
PEラインとリーダーラインの結束するノットです。PEラインを太いリーダーに編みつけて摩擦力により、滑りやすいPEラインをリーダーに固定します。主に結び目の干渉が気にならないジギングなどの縦の釣りに用いられます。
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エゾイソアイナメ【蝦夷磯鮎並】
本種はタラ目チゴダラ科チゴダラ属に分類され、ほかにはチゴダラ、ナガチゴダラ、イソアイナメ、イトヒキダラ、ソコクロダラ、キタノクロダラなどが含まれる。これらのうち、チゴダラと本種は外見的な相違がほとんどないために同一種とみなす説もあったが、体色や目の大きさなどの違いから、現在では別種とされている。 本種の分布域は、北海道南部以南~九州の沿岸域で、とくに東北エリアに多く棲息する。
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エゾメバル【蝦夷目張】
メバルと名の付く魚は13種おり、メバルや本種のほかに、トゴットメバル、タケノコメバル、ウスメバル、ヨロイメバル、コウライヨロイメバル、キツネメバル、コウライキツネメバル、タヌキメバル、ヤナギメバルなどがいる。 本種は東北地方以北に分布し、その名の通り北海道に多い。そのほか、日本海沿岸のロシアの最南端部、沿海州地方まで分布している。
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エビせん作り
釣りのエサとしてもよく使われる小型の磯エビは、小磯の潮溜まり(タイドプール)などでもよく見られる「イソスジエビ」のことである。魚たちにとっては最高のごちそうなのだが、これを人間が食べても、もちろんおいしい。単に唐揚げにしたりスープの具にするのもいいが、ぜひとも試していただきたいのが〝えびせん〟。おいしく作るにはちょっとしたコツが必要だが、ジュッ!と焼き上げたときの何ともいえない香ばしさは、大人でも十分にそそられるものがある。 この激ウマえびせんを作るためには、新鮮なエビを確保する必要がある。鮮魚店ではめったに売っていないが、自分で採取すればタダだし、もちろん超新鮮だ。ここでは、磯エビ捕りの方法も含めてご紹介していこう!
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エフジーノット【FGノット】
エギングやシーバスのライン(PEライン)とリーダーを結ぶノットとして最もポピュラーなノットです。強さと結びの小ささには定評があります。ハーフヒッチ部分をしっかり締め込むのがキモ。海のルアーフィッシングの定番と言えます。
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オキメバル(トゴットメバル)【戸毎眼張】
トゴットメバルは、条鰭綱(じようきこう)カサゴ目フサカサゴ科メバル属に属する。 メバル属の魚は、沿岸の岩礁域から大陸斜面までさまざまな深さに棲息し、多くの種類が存在する。そのほとんどは北太平洋に分布するが、1種は南太平洋と南大西洋に分布し、4種が北大西洋に分布する。メバル属の多様性がもっとも高い地域は、南カリフォルニアで、56種が確認されている。 魚類学者の松原喜代松博士によると、フサカサゴ科のなかでもっとも魚種類数の多いメバル属は、眼隔(がんかく)域が突出しているか深く窪んでいるか、口を閉じると下アゴが上アゴよりも前方に突出するかしないか、頭蓋骨に棘があるかないかなどによって、ゴマゾイなどが属するヨロイメバル亜属、ウケクチメバルなどが属するサンコウメヌケ亜属、キツネメバルなどが属するクロソイ亜属、そして本種が属するメバル亜属など、10亜属に細分化される(なお、1993年に発行された中房徹次著の『日本産魚類検索』では、亜属には分類されていない)。 メバル亜属には本種のほか、メバル、ガヤモドキ、ハナヤナギ、エゾメバル、ウスメバルの計6種類の魚がいる。 本種は、太平洋側では岩手県より南、日本海側では新潟県より南に分布する。
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オジサン【老翁】
ヒメジ科は全世界の暖海域に分布し、6属に分かれている。そのうち日本近海には3属22種が棲息し、いずれの種も下アゴに2本のヒゲをもつのが特徴である。 本種が分類されるウミヒゴイ属には、ほかに日本近海に棲息するものとしてオキナヒメジ、リュウキュウヒメジ、ウミヒゴイ、ホウライヒメジ、オオスジヒメジ、マルクチヒメジ、コバンヒメジなどがいる。 本種は、インド洋、太平洋の主にサンゴ礁域に分布する。日本では、駿河湾以南の沿岸域で見られる。
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オニカサゴ【鬼笠子】
釣り人のいうオニカサゴ(関西ではオキオコゼ)は呼称であり、標準和名は「イズカサゴ」という。逆に、標準和名がオニカサゴというオニカサゴ属の魚も別にいて、見た目が似ているために混同しやすい。さらに、同じフサカサゴ属に分類されるフサカサゴ、コクチフサカサゴも、釣りのターゲットとしての「オニカサゴ」とまとめて呼ばれることもある。実際、3種とも姿形はよく似ている。 本種は、琉球列島を除く本州中部以南に分布し、東シナ海、南シナ海にも棲息する。まれに、東北や新潟などで棲息が確認されることもある。
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オフショア キャスティングゲーム(船釣り編)
湾内のシーバスから100㎏を超えるマグロなど様々なパターンがあり、それぞれタックルやルアーの選択が異なってくる。ここでは、ジギングとセットで楽しまれることが多い10㎏前後の魚をターゲットとしたゲームを中心に紹介していきたい。 ターゲットとなるのは、ヒラマサ、ブリ、カツオ、シイラなどの海流に乗って回遊する魚達。どれも、沿岸の魚達とは別次元のトルクとスピードが魅力で、引きを楽しませてくれるのは間違いない。 シーズンは日本列島に黒潮が近づく初夏から初冬にかけてがメインになることが多いが、地域性が強くターゲットを変えれば年間を通じて楽しむことができる。
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オランダ釣り
河川での釣り方はいろいろあるが、初心者がもっとも手軽に楽しめるジャンルのひとつが 「オランダ釣り」 。これはハリに装飾ビーズを付けた仕掛けを使う釣り方で、河川のオイカワやウグイなどを釣るには最強ともいえる釣法だ。 「オランダ釣り」とは、仕掛けにセットしたコマセカゴから寄せエサを効かせ、そこに集まってきた魚たちを擬餌バリに食わせるという海のサビキ釣りにも似た釣り方だ。主な対象魚は、全国各地の河川で見られるオイカワやウグイ、カワムツなど。こうした魚たちが棲息している河川なら、どこでもオランダ釣りを楽しむことができる。使用するタックルがシンプルで、状況がよければ簡単に入れ食いを楽しめるので、とくに初心者にはお勧めの痛快な釣りだ。
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オルブライトノット
古くから使われているノットで、太さの違うラインの結束の基本とされています。ビミニツストでダブルにした細いラインと太いショックリーダーの結束やフライラインとバッキングラインをつなぐときのノットです。
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カイワリ【貝割】
カイワリが属するアジ科には、約30属150種が認められている。本種は一種のみでカイワリ属を形成するが、インドカイワリ、コガネアジなど、21種が属するヨロイアジ属に分類する見解もある。 本種は、インド太平洋の熱帯・温帯海域から南東太平洋のイースター島沿岸、大西洋のアフリカ南西部沿岸の暖海域に広く分布する。日本では、太平洋側では金華山以南、日本海側では能登半島以南に分布している。
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カサゴ【笠子】
カサゴが属するフサカサゴ科は、50属300種ほどからなる大きなグループで、釣りの対象魚としても人気のメバルやムラソイなど数多くの魚種を含む。 カサゴには、アヤメカサゴやイズカサゴ、ウッカリカサゴなど、なかなか見分けがつかない近縁種が多い。アヤメカサゴは黄色いまだら模様で比較的容易に判別することができるが、とくにウッカリカサゴは、その名が示す通り「うっかり」カサゴと間違えてしまうほど判別が難しい。ウッカリカサゴは1978年、ソ連の学会誌に新種として発表されたもので、その後、魚類学者である阿部宗明(あべ・ときはる)氏が「日本の魚類学者もうっかりして新種と気付かなかった」と、この和名をつけた。 本種の分布域は、北海道南部以南〜東シナ海と幅広い。
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カサゴとホウボウのチゲ
鍋料理のなかでも体の芯からあったまるのがチゲ。今回は簡単に市販の「キムチ鍋の素」を使ってみましたが、豆板醤やXO醤などを使ってオリジナルの味にしてもいいですね。辛さが苦手の方は、リンゴをすりおろして入れると味が優しくなります。ニラも、煮すぎないようにしながらたっぷり入れましょう。 ●材料/3人分 カサゴ、ホウボウ・・・・3~5尾 白菜・・・・・・・・・・5枚 ネギ・・・・・・・・・・1本 キノコ類・・・・・・・・適宜 (シイタケ・キエリンギ・シメジ・エノキ) 焼き豆腐・・・・・・・・適宜 ニラ・・・・・・・・・・適宜 キムチ・・・・・・・・・適宜
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カサゴのルアーフィッシング(入門者向け)
最大でも30cm程度の小さな身体に似合わない強烈な引きと、その姿から想像もつかない上品な食味。ギャップが魅力の堤防の人気者。 環境に合わせて体色が変わり、深場のものは赤く、浅場のものは黒褐色になる。メバルのように群れを形成することはなく、個体ごとに岩陰などに隠れてエサを待つ。
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カサゴの洋風豆乳鍋、豆乳仕立てリゾット風
オリーブオイルとニンニクが決め手の魚入りあっさりシチューを作る。一般的にカサゴと呼んでいる魚は、カサゴ目フサカサゴ科の魚だ。四国方面では「ガシラ」、九州方面では「アラカブ」と呼ばれることが多い。沖釣りで釣れるカサゴ類には多くの種類があるが、全般的にとてもおいしく食べられる。 このの料理は豆乳を使った洋風の鍋で、カサゴ類の赤と豆乳の白のコントラストが美しく、味も抜群。是非試してほしい。 [材料](4人前) カサゴ類(25cm級) - 2尾 オリーブオイル - 適量 ニンニク - 1カケ タマネギ - 1個 豆乳 - 800cc 塩 - 適宜 ジャガイモ、ブロッコリーなど - 各種適宜 カサゴ類は、一般的な種類の小型のものであっても、背ビレに毒を持っていることがあるので、十分注意して調理しよう。なお、鍋料理などでは、中骨や頭も一緒に入れるとおいしいだしが出るので、ぜひ、アラも活用してほしい。
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ガザミ【蝤蛑】
エビ目・カニ下目・ワタリガニ科に分類され、一般的にも「ワタリガニ」という名でよく知られている。ガザミの仲間は多く、国内ではほかにタイワンガザミ、ノコギリガザミ、ジャノメガザミなども見られる。 本種は、函館以南の北海道から九州、南西諸島まで分布。タイワンガザミは南方系のカニで、太平洋側では千葉県、日本海側では山形県以南の本州から九州、南西諸島に見られる。ノコギリガザミも本州中部以南に棲息し、とくに浜名湖や土佐湾、南西諸島に多い。
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カジカ(ギスカジカ)【義須鰍】
本種はギスカジカ属に分類され、日本では東北地方と北海道の沿岸部に棲息する。また、オホーツク海からベーリング海西部にも分布している。 同じギスカジカ属には、シモフリカジカ、オクカジカ、トゲカジカなどがおり、その外見はいずれもよく似ている。 なお、正式名がカジカという魚は、同じカジカ科ではあるが河川に棲息している。ほかにも、カジカと名の付く魚は多い。
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カジメ風呂
日本人は、風呂好きな民族だと言われる。そして、幸いにも日本には釣り場の近くに温泉があることが多く、釣りで疲れた身体をじんわりと癒やすことができる。とはいえ、家族全員で毎回温泉を利用するのも意外と出費が重なってしまう。 そこで、試してみたいのが、自宅のお風呂を温泉にする方法。といっても、単純に海岸で拾った「カジメ」を浴槽に入れるだけなのだが、これがじつに気持ちいい。寒風の中で釣りをした後などは、芯まで凍えた身体をじんわりと温めてくれるのだ。
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カスミアジ【霞鯵】
カスミアジは、日本中部以南、南太平洋、インド洋、東太平洋の亜熱帯・熱帯に分布する大型のアジである。ホンガーラ(沖縄県糸満)、キゼンメ(鹿児島県南さつま市)などのほか、ヒラアジ、メッキ(南日本各地)、ゼンメ、エバ(鹿児島)、ガーラ(沖縄)などの地方名があるが、これは本種のみを指すのではなく、扁平な体型の大型アジ類の総称として用いられる。